食と自然を支える生産者にICTの力を

日本の農林水産業の担い手の減少と高齢化問題への対策として、ICT技術を活用した省力かつ効率的なスマート農林水産業の実現と普及が急務となっています。しかしながら今までのシステムは非常に高価で、大規模設備でなければ、費用対効果が望めない製品がほとんどでした。日本で現状稼働している大多数の中小規模生産設備でも導入可能で、使いやすくコストパフォーマンスの高いICTシステムを開発し、普及を目指します。

使い続けられるシステムを

農林水産業を支えるシステムは、長期間使い続けられることが求められます。そのためには技術開発のみならず、メンテナンスや運用サポートなど、網羅的な事業展開が必要と考えます。私たちが力及ばない部分は、ノウハウや実績のあるパートナー企業との協力体制を構築していきます。また、情報が公開されているオープン規格やインターネットで入手可能な汎用部品を利用可能とすることで、技術に明るい生産者であれば、DIYでシステム拡張やメンテナンス可能なシステム提供を行います。